レッカー移動サービス 自動車保険付帯ロードサービス
自動車保険付帯ロードサービスでのレッカー移動サービス
事故や故障でレッカー移動が必要となったとき自動車保険付帯のロードサービスは、無料でどこまで対応ができるのでしょうか?
自動車保険ごとにロードサービスのレッカー移動を調べてみました。
SBI自動車保険 レッカー移動
事故や故障で自力走行不可(※1)となった場合の車両の移動が対象となるサービスです。
(※1自力走行不可とは、物理的に車が動かない状態以外にも、夜間にヘッドランプがつかない、あるいは雨の日にワイパーが動かない状態など道路交通法上運転してはいけない状態を対象としています。)
事故または故障でSBIロードサービスをご利用する際は、必ず事前にSBI損保安心ホットライン(0800-2222-581)を通す必要があります。
事前にSBI損保安心ホットラインに連絡がない場合は、無料サービスにならないので注意が必要です。
SBI自動車保険ロードサービスには、以下の2種類がありプレミアムサービスは、サービスレベルが拡張された内容となっています。
- 無料で付帯するSBI自動車保険レッカー移動サービス
- 特定の条件を満たしたときに利用できるSBI自動車保険ロードサービスプレミアムサービス
SBI損保安心ロードサービスデスク指定の修理工場へのレッカー移動に関しては、距離無制限で無料搬送できます。
契約者が指定する修理工場へは、50km(※3)まで無料でレッカー搬送ができます。※2
(※2 出動したレッカー業者による48時間以内の保管も無料で提供されています。保管場所からの二次レッカー移動に関しても、一次レッカー移動との合計距離が50km(プレミアムサービスの場合は、150km)までは、無料搬送できます。)
SBI損保指定の最寄りの修理工場まで移動の場合は、再度レッカー移動した距離に制限なく無料になります。
宿泊費用サービス : 帰宅手段がなく、宿泊した場合の費用の支払い有り。1名あたり1泊15,000円上限で1泊まで。プレミアムサービスは最大2泊まで。
帰宅費用サービス : 当面の目的地までの移動または帰宅のための費用の支払い有り。公共交通機関利用なら無制限。レンタカー代は最大24時間まで。プレミアムサービスは48時間まで。
修理工場から自宅 : サービス対象は、指定工場へ搬送した場合のみ。修理後車両搬送費用は無制限。1名分の片道交通費の引取り費用の支払い。
出典 SBI自動車保険ロードサービス https://www.sbisonpo.co.jp/car/service/roadservice/
イーデザイン損保 レッカー移動
イーデザイン損保のロードサービスは、すべての契約に付帯しています。
レッカー移動は、契約されている車が事故、故障または車両トラブルにより自力走行不能(※)となった場合に利用できます。
(※ 自力走行不可の定義:事故や車両故障で移動できない場合に加え法令により走行してはいけない状態が含まれます。天候を原因とする走行環境の悪化(積雪や凍結などによる道路環境の不具合は自力走行不可と見いなされません。)
イーデザイン損保の無料けん引距離は、イーデザイン損保指定の最寄り修理工場までの場合は、距離制限はありません。ただし、契約者が指定した修理工場や自宅までの場合は60kmまでになります。
出典 イーデザイン損保ロードサービス https://www.edsp.co.jp/service/service_013/
おとなの自動車保険 レッカー移動
おとなの自動車保険のレッカー移動サービスは、ロードアシスタンス特約オプションに加入することでご利用できます。
レッカー移動に関しての搬送距離による制限は明記されておらず、レッカー移動は現場での応急処置と合わせ15万円までロードアシスタンス特約で対応可能です。
おとなの自動車保険では、2015年12月1日~2016年11月30日の間にレッカー移動を利用した契約者の99.7%が15万円以内で対応が完了しているとしています。
また、15万円すべてをレッカー移動に割り当てた場合は、移動距離は300km程度としています。
この15万円という費用は、現場での応急処置(バッテリー上がりジャンピング・スペアタイヤ交換・鍵のインロック開錠・脱輪引き上げ)と合算した費用となっています。
帰宅費用サポート : 車がレッカーけん引されたことに伴い、走行不能となった場所から自宅や目的地などに移動するための費用を1名につき2万円を限度で支払われます。
宿泊費用サポート : 1名につき 10,000円限度
出典 おとなの自動車保険ロードアシスタンス https://www.ins-saison.co.jp/otona/compensate/other/road_assist.html?cid=WHP001
ソニー損保 レッカー移動
ソニー損保のレッカー移動は、レッカーサポートとして自動車保険契約車両を対象として無料付帯します。
レッカーサポートは、事故や故障により契約車両が自力走行不能(事故や故障により車が動かない状態、もしくは法令により運転してはならない状態)となった場合に、修理工場等まで車をレッカー移動します。
レッカーサポートでの無料範囲は、ソニー損保指定の修理工場までは、距離無制限で、契約者が指定の修理工場までの場合はレッカー移動距離が150kmまでです。
保険期間中の利用回数制限はありません。
ソニー損保のレッカーサポートは、一般道のみの制限は無く、高速道路上でもサポートしています。
宿泊費用サポート : 車が自力走行不能で帰れなくなったときの宿泊費用サポートが車検証記載の定員数を上限として支払われます。(支払われる費用の上限の記載はありません)
帰宅費用サポート : 車が自力走行不能で帰れなくなったときのトラブル現場からの帰宅費用が支払われます。(最も合理的な帰宅手段の制限がありますが、支払われる費用の上限は明記されていません。)
修理工場から自宅 : 修理工場で修理した場合、修理後の契約車両の自宅への搬送は無料です。自分で引き取る場合は、修理工場までの1名分の片道の交通費が1万円を上限として支払われます。
ペットケアサポート : ペットホテル費用(1泊分)とペットホテルまでの交通費をお支払い
キャンセル費用サポート : キャンセル費用、1回につき総額50,000円まで支払い
出典 ソニー損保ロードサービス https://www.sonysonpo.co.jp/auto/rsv/arsv000.html
チューリッヒ自動車保険 レッカー移動
自力で走れなくなった車のレッカー移動は、契約者指定の修理工場へはレッカー距離100Kmまで無料。チューリッヒの「指定修理工場」への移動は、距離の制限なく無料。
宿泊費用サポート : 最寄りのビジネスホテルクラスへの宿泊費用サポート。1泊宿泊費用を契約車両に搭乗していた人数分(乗車定員を上限)を限度に支払い。(予約済宿泊先費用はサポート対象外。)
帰宅費用サポート : 契約車両に搭乗していた方全員(乗車定員を上限)に対して限度額なしで支払い。(合理的な移動手段の必要あり。)
レンタカーサポート : 代車が必要な場合、24時間までのレンタカー基本料金を支払い。
修理工場から自宅 : 指定修理工場で修理が完了した場合、自宅まで無料搬送。契約者指定工場への引き取りは、片道1名分の交通費を全額支払い。
出典 チューリッヒ自動車保険 https://www.zurich.co.jp/car/service/road-service/
THE クルマの保険 ロードアシスタンス
事故・故障またはトラブル時のレッカー移動は、契約者指定工場の場合は、15 万円限度(*1)(応急処置とレッカー移動合算しての制限)の支払い。
ロードアシスタンス専用デスクに事前連絡し損保ジャパン指定修理工場へのレッカー移動は、無制限。
(*1)15万円に相当するレッカーけん引距離の目安は、約180kmとの記載有。
出典 損保ジャパン日本興亜 THE クルマの保険 ロードアシスタンス https://www.sjnk.co.jp/kinsurance/automobile/thekuruma/sche/road/