テレマティクス保険とは?最新技術を取り入れた自動車保険の賢い選び方

テレマティクス保険とは

自動車保険に契約するとき、選べる保険会社はたくさんあります。

更新の時期がやってくるたびに、そのまま更新すべきかどうか迷ってしまうという人も少なくありません。

自分にあった補償内容にしつつ、保険料を安くおさえるにはどうしたらよいでしょうか。

自動車保険の値段がどのように決まるのかと、IT技術を活用したテレマティクス保険について紹介します。

自動車保険の値段は事故リスクの高さで決まる

保険会社が保険料を決定する際の判断基準として、加入者が今後事故を起こすリスクの高さが重要なポイントになっています。

その指標として、もっとも一般的でどの保険会社でも採用されているのが「ノンフリート等級制度」です。事故実績に基づき1〜20等級までの20段階に区分された「等級」が適用され、それによって保険料が決まります。

等級は、初めて自動車保険を契約するときは6等級から開始するのが基本です。事故を起こさなければ毎年1つずつ上がり、事故や盗難などで保険料の支払いがあると翌年の等級は下がります。1~3等級では保険料が割増され、4~20等級では等級が高い人ほど保険料が割り引かれる仕組みです。

自動車保険 等級

しかし、事故リスクの高さは運転環境や運転のしかたによってひとりひとり違うため、さまざまな要素を組み合わせて判断しなければなりません。

例えば、事故を起こす確率は年齢ごとに異なることが統計的に知られています。そのため、保険加入者の年齢によって保険料が異なるのが通常です。
保険の種類によっては、ゴールド免許の人は保険料が安くなることもあります。ゴールド免許は過去5年間にわたり無事故・無違反であることの証明なので、普段から安全運転を心がけており、実際に事故を起こしていないことから今後も事故を起こすリスクが低いと判断できるのです。

そのほかにも、運転の目的が自家用か業務用か、乗用車か貨物用か、普通車か軽自動車かなどが保険料に影響する要素です。

また、申し込み時に今後予想される走行距離を自己申告することで値段が決まるタイプの自動車保険もあります。
運転する機会が多いほど事故リスクは高くなると考えられるため、走行距離が短い人は安い保険料でも十分というわけです。

これに対し、実際の運転状況を計測して保険料に反映させる「テレマティクス保険」が日本でも一般的になりつつあります。

情報技術を活用したテレマティクス保険とは

運転する機会が少なく安全運転ができている人ほど保険料が安くなるという基本的な考え方は自己申告するタイプの自動車保険と同じですが、より正確な情報にもとづいている点が特徴です。

事故を起こすリスクが低い人にとっては、テレマティクス保険は保険料を安くおさえられるというメリットがあります。
一方、運転の頻度が高く走行距離が長い人や、急発進・急ブレーキが多い運転傾向のある人は、保険料が高くなってしまうこともあるので注意が必要です。

なお、専用デバイスを搭載することには、より安全な運転を心がけるようになるという心理的な側面もあります。
保険会社によっては、リアルタイムで注意喚起を行なったり、ドライバーの運転傾向をスコアリングしたレポートで改善点をアドバイスしてくれたりというサービスも行なっています。
事故にあうリスクが減るという効果が期待できるので、安全運転に自信がある人はもちろん、より安全な運転を心がけたいと考えている人にとってもテレマティクス保険は検討の価値があるでしょう。

自分の運転の仕方にあわせて自動車保険を選ぼう!

自動車保険の保険料は、事故リスクの高さによって決まります。

最新のIT技術を活用したテレマティクス保険は、運転の仕方によって保険料を安くできるだけでなく、日頃から安全運転を心がけるきっかけにもなるものです。

運転頻度が低く、安全運転に自信のある人は、自動車保険の更新の際にはテレマティクス保険を検討してみてはいかがでしょうか。